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来シーズンの東海シクロクロスについて

皆様のおかげで3年ぶりに最終戦まで迎えることができそうな東海シクロクロスですが、すでに来シーズンに向けての調整に入っています。
今回東海地方で初めて開催させて頂きました全日本選手権、そして3年ぶりの開催となったJCX戦で東海地方に所縁のあるジュニア、ユースカテゴリーの選手の活躍が目立ちました。6年続けているキッズ講習会の効果を感じるとともに、講習会に参加していたキッズライダーがユースになり、積極的に講師として手伝ってくれたりと競技力だけでなく、人間力を上げるなど様々な効果が出ているのを感じます。

昨今論議になっているマスターズクラスにつきましてはAJOCC全体の流れを考慮し検討していくとして、東海シクロクロスとして来シーズンの変更点は長年変わっていなかったジュニア、ユース層の参加費の値下げとともに、今までME1、WE1、MM1、CKのみだった総合表彰対象カテゴリーにジュニア、ユースを加えて行いたいと思います。

 

 


今シーズンは計測システムを導入するなど新たな試みをしていますが、先日の愛知牧場でいいレースをしてくれたU17、U15のライダーは競技時間は違いますが、ME2のトップタイムより速く、中学一年生がME1ライダーの真ん中の順位以上のラップライムを刻んで当たり前にバリアをバニーホップで越えていく。そしてキッズライダーが応援する!そんなシーンが当たり前にありアツくなりました。数年後に東海シクロクロスでそんなライダーが当たり前にたくさんいるのを見たいと本気で思っています。環境と皆様の理解さえあればそれも難しくないはず。

ご存じの通り、第2戦までU17、U15はメンズ、マスターズカテゴリーでの混走を行いました。しかし100人以上走るグループのなかでの混走はそれぞれ速度域が違うので、幸い大きな事故は発生しませんでしたが、事故が発生する可能性を多く含みましたので、第3戦以降は出走グループを変更させて頂きました。来シーズンはワキタソフトのデータのもとジュニア、ユースライダーがより良い環境で走れるよう新たなグループも考えています。
もちろんシーズン戦の活躍次第で上位のカテゴリーへのオープン参加なども検討していきたいと思います。詳細につきましては、改めてご紹介させて頂きます。卵が先か鶏が先か。皆さんがイメージする速くてカッコいいライダーは突然生まれません。環境とフィールドがあればそれも可能だと考えます。今後数年かけて上記カテゴリーの参加者を増やしていくにはたくさんのご協力とご理解が必要となります。
今年の春から夏にかけて昨年に引き続きスキルアップレースも開催していきますのでこちらも合せてよろしくお願い致します。

東海シクロクロス オーガナイザー HATCH