東海シクロクロス オーガナイザーHATCHがレースの前のスキルアップレースとして4年前から開催している自転車専用の常設コースでのダートクリテリウムを今シーズンも開催致します。
東海シクロクロスは気軽に参加できるものの、県大会クラスの競技大会につき、競技者に向けたアナウンスになり、初心者や自転車を始めた子が初めて走るのにはハードルが高いと思われます。残念ながらすべては東海シクロクロスでは補えません。
なぜ常設コースでレースイベントをするのか。今シーズンの東海シクロクロスも試走で怪我をする方が非常に多くみられましたが、試走やレースは練習ではありません。プロショップ様にもお願いしたいですが、イベントや競技大会はライダーをケアするポジションではないので、選手が辞めない環境を作るためにもレースに出るまでのちゃんとしたケアもお願いしたいですし、東海シクロクロスを楽しむためにもフィジカル能力を高める前に自転車のテクニックの基礎やモラルが学べる常設コースでレースのための練習を反復する必要があります。そのプロセスを経験することで、レースがさらに面白くなると思います。
自転車は残念ながら、他のスポーツと比べると専用の競技場がなく、現実の問題として図のような逆ピラミッド構造で、今後東海シクロクロスを発展させる、競技者を増やす、シクロクロスをメジャースポーツにするうえでも全体で理想の図に近づけるビジョンを持つことが必要になります。
GONZO PARK CRIRETIUMでは常設コースを活用したシクロクロスやマウンテンバイクのレースに出る前のレースとして、イベントを通してルールやスキルや楽しみ方を伝えていきます。
今年全日本選手権で優勝したエリート男子、U23男子のライダーもBMX出身で、それが今のスタンダードになりつつあります。
特にシクロクロスはサスペンションもないですし、常に路面状況も変わますし、非常にシビアな競技なのでフィジカル以上にテクニックの要素が高くなります。パワフルにペダルを踏んで速く走ることも大事ですが、昨今では全ての自転車競技にテクニックが重視されるようになってきているので、まずは生涯スポーツとして自転車を楽しむことを提案していきたいと思います。
GONZO PARK CRITERIUMは大きなレギュレーションを設けず、太いタイヤを履いたシクロクロスバイクでもマウンテンバイクでも参加可能です。開幕戦は3月26日で、エントリーは本日3月7日21時からスタート致します。まずは観戦、午後からのパークライドだけでも問題ありませんので来シーズンに向けてスキルアップしたいという方はご検討下さい。
エントリー、スケジュールなど詳細は以下のホームページ↓からご確認頂けます。
GONZO PARK CRITERIUM開催の趣旨・目的
GONZO PARK CRITERIUMは勝つことが主の目的ではなくやはりデイリーに楽しめる施設を活用、周知し、さらにはエンデュランス系競技では日頃練習できない縦、横の動きをレース中に反復し、できないを可視化することを目的にしています。そしてBMX、エンデューロ、ダウンヒル系ライダーはフィジカルアップを目的としてジャンルレスで楽しめるレースを目指します。
キッズ、ユース、ジュニアにおいてはレース後のフリーライドの時間が非常に大事で、ぜひレース後はGONZO PARKで遊びながらスキルアップをして頂きたいと思います。
会場 GONZO PARK
ルール
GONZO PARKの特設コースを使用したダートクリテイルムレースです。中学生以上クラスはクラス1 30分とクラス2 20分のレースで展開します。
推奨バイク
マウンテンバイク、シクロクロスバイク(33C以上ももちろんOK)
エントリー費
・クラス1(中学生以上 30名) ¥1,500
・クラス2(中学生以上 30名) ¥1,500
・ビギナー(中学生以上 20名) ¥1,500
・レディース(10名) ¥1,500
・小学生(各クラス10名) ¥500
・未就学生(10名) 無料(施設使用料のみ)
クラス1→東海シクロクロス ME1、ME2、MM1相当
クラス2→東海シクロクロス ME3、ME4、MM2、MM3相当
ビギナー→マウンテンバイク、シクロクロス初心者
※当日エントリーの方はお早めにお越しください
※中学生以上クラスにチャレンジしたいキッズ、レディースはエントリー時、もしくは当日受付にてご相談下さい。
エントリー費は当日受付にて施設使用料と合わせてお支払いください。
※別途当日施設使用料 2,000円(8歳までは1,000円、9歳から18歳までは1,500円)をご用意ください。